フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。

着付けもスポーツと一緒で基本が大事です。

スポーツと一緒で基本が大事です。
なので教室ではトレーニングのごとく繰り返し着てもらい、手順を覚えていただいています。
その日のレッスン終了時には「ハアアー」とか「フウウー」と息をあげる方多数。

考えながら体を動かすって結構疲れるんです。
ですが練習すれば最初は「右手〜~左手……ひ、紐……」だったスローペースがサッサッサと手が動くようになって、どんどん姿が綺麗になってくるのです。

地道な事ですがそれが出来てからのブラッシュアップです。
着ることがすんなり出来るようになるとわかることや気づきも増えます。そこからは本当にいろいろです。
たとえば胸紐をかける時ににちょっと気を使うだけで上半身がスッキリしたり。衿の角度で顔まわりの印象を変えられたり。
うまくいかないことの理由もわかるようになれば自身で問題解決ができるようになります。

今の私はどこかのメソッドや流派を引き継いでいるわけではなく、教室で教わったり体験してきた中で自分に合うものをピックアップし、さらに自己流に変化させて着物を着ています。
なかやの教室ではその時の生徒さんに見合う事をお伝えしているのですが、ずっとそのやり方でいて欲しいとは思っていません。
最終的に心地よく着られれば良いので、自分に合う着付けを自分で探せるようになってほしいです。

あ、でもアフターケアはしっかりしますので疑問や困った事はなんでも聞いて下さい。

着物で出掛けることにも「慣れ」

それと着物で出掛けることにも慣れろです。
家で練習したらそのまま近所のコンビニまで行ってみるだけでもいいです。
歩いたり座ったりするとまた問題が出てくるはず。
洋服の時に皆さんが自然と考えている、散歩をするから動きやすい服に、長時間座っているからゆったりとしたスカートに、といったことが着物でもだんだんわかってきます。
過剰に人の目線が気になったりもして。メンタルも逞しくしましょう。

なんか書いててすごく着物のハードルを上げている気がする・・・
ちょっと大変かもしれないけれど山を越えると楽しい世界がありますよ。

なかやウェブサイトリニューアル

2022.03.29

なかやのウェブサイトが新しくなりました。
このコーナーは主に三代目店主の娘(といってもいい歳のおばちゃんです。)が担当します。よろしくお願いいたします。

前々からやらねばと思っていたものの、ほったらかしていたウェブサイト作成に腰を上げたきっかけは、店舗2階の空きスペースの畳を張り替えたから。
そこで着付け教室を本格的に始動します。
今まではお宅に訪問したり閉店後の店舗で夜間にレッスンしていたのですが、これからは店の2階で昼間もレッスンできます。

それと着物の見立ての評判がいいこと。唐突ですが。
どの小売店も同じですが、なかやは新しい着物を売ることで商売として成り立っています。
ですがお客様が既に持っているものも着て欲しい、もったいない、着物の楽しさを知ってほしいと常々思っています。
また、お客様の中には、お手持ちの着物の相談に来られる方も実はいらっしゃいます。
そういったお持ちの着物の見極めや現代のものとのコーディネートがなんだかとっても喜ばれる事が多い。密かに自信があります。
そうした事を認知してもらうにはウェブサイトでしょう。今さらですが。。
何よりも「なかやさん、もっとアピールしなさいよ!」とお客様に背中を押して頂いたことが一番大きいかもしれません。
デジタルに疎いにも程があるのですが、やっと大きな名刺を作った感があります。

さて、ウェブサイト作成に当たり、プロの方に写真の撮影もしていただきました。
店舗も人もとても自然に撮っていただけました。感動です。

自分が写されるのを嫌がっていた三代目店主ですが、随分とステキに撮っていただきました。
撮影中にもかかわらず皆さんが着物にいろいろな興味を持ってくださったのも嬉しかった。

着付け教室風景では実際に練習に没頭してしまい着姿がかなり乱れていたのに気づかず。
教室の力量を疑われそうですがこれがリアルだ、えいやっと載せる事にしました。

これからのなかや

ウェブサイトができても店は変わりませんが、今までとこれからを深く考えるきっかけになりました。お客様になかやの感想を伺ったり、改めて職方さんの仕事の取り組みを見せていただいたりもしました。

格好つけたり器用に振る舞うことは出来ないので、コツコツと良い店であり続けようと思います。
とても「なかや」らしいウェブサイトが出来上がりました。どうぞお見知りおき下さい。

ウェブサイトを作成してくださったお二人

デザイナーさんは遊佐一弥さん。
昨年10月から打ち合わせを何度も重ねてきました。(このご時世でずっとオンラインでした)
遊佐さんは、デザイナーさんてここまでしてくれるの?!とびっくりしたくらいホスピタリティに溢れていて、こちらの曖昧な説明の意を汲み取ってくださり、時には方向性や表現のアドバイスもしてくださいました。

カメラマンは有賀傑さん。
こちらの演技できません、緊張しています、をサラリとかわしていただきとても自然に撮っていただけました。
また、小物撮影では着物の繊細な生地感なども表現していただきました。センスの塊のような方でした。

お二人とも本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

フォームに不具合が起きています

現在、お問い合わせフォームからのご連絡が届かない問題が起きています。

なお、この問題がいつから起きているかが判明しておりません。
直近でお問い合わせをされ、なかやよりご連絡が届いていない際は、
大変お手数ですが、お電話「03-3551-2493」か、直接メール「info@kimono-nakaya.net」
までご連絡をいただけますでしょうか。

ご迷惑をおかけしており申し訳ございません。

夏帯展 開催のお知らせ

2024.04.18

なかやで夏帯展を開催いたします。

夏帯にはいろいろな織り方や素材があります。

名古屋帯を中心に、新作となかやが集めてきた夏帯をご覧ください。
また、着物も夏物、単衣向きのものを取りそろえています。

皆様のお越しをお待ちしております。

いつも通りのご案内や、お手入れの相談も承りますので、お気軽にお声がけください。

期日 2024年5月10日(金)~2024年5月15日(水)
開催場所 なかや店内

年始のご挨拶

2024.01.05

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

五日から営業いたします。
新春の仕入れなどで留守にする事がありますので、お越しの際はご連絡ください。

年末年始休業のお知らせ

2022.12.29

まことに勝手ながら、なかやは12月29日から1月5日までお休みをいただきます。
みなさま良いお年をお迎えください。

上記期間中に頂いたメールのお問い合わせには6日より順次ご対応をさせていただきます。

なかや赤札市。冬季セールのお知らせ

2022.11.21

なかやでは日頃の感謝をこめ、11月21日(月)から12月3日(土)まで赤札市・冬季セールを実施しております。皆様のお越しをお待ちしております。
帯締め、帯揚げは全品お値引き。着物、帯もお値打ち価格をご用意しています。是非お出かけください。
赤札市 11月25日(月)〜12月3日(土)

通常のお手入れのご相談もいつも通り承ります。

着物にも衣替えってあるの?

2022.06.03

6月は衣替えの時期というのは一昔前の事でしょうか。
私が中高生の頃(何十年前でしょう〜)は6月1日に制服を冬服から夏服へぱつっと切り替えていた記憶があります。
近年は気温の上昇が早いので1ヶ月前倒し、ゴールデンウィークあたりが夏支度初めですね。
着物も季節に合わせて着るものを変えます。
着付け教室にいらっしゃる着物初心者さんとお手持ちの着物の仕分けやコーディネートを一緒に考えたりしますが、季節によっての変化は漠然としている方が多いようです。
洋服のように形が変わるのでなく、着物は通年おなじ着姿なのでイメージしにくく分かりにくいかもしれません。

もしお家に着物があって着てみたいのだけど、種類がわからないと言う方がいたらまず季節ごとの3種類に分けてみましょう。

1 裏地のついた『袷(あわせ)』
2 裏地のない透けない生地の『単衣(ひとえ)』
3 裏地のない薄く透け感のある生地や麻素材の『薄物』

着用時期は10月から5月が袷。6月9月は単衣。7月8月は薄物。
以前はこれを決まり事としていましたが今は気温にあわせて着物を着替える、というのが一般的になってきました。
ですが、季節を楽しんだり出先へのマナーの目安になるので覚えておくと良いですよ。

さながらセーターは袷の着物。長袖、半袖のTシャツが単衣。ノースリーブやタンクトップが薄物といった感覚でしょうか。
わかりにくいのは今の時期に着る単衣と薄物。どちらも同じ仕立て方なので生地の素材、薄さや見た目で判断します。
このふたつ、実際に着てみると違いが分かりやすく、薄物はとても軽く涼しさを感じます。

その年の気候によりますが6月下旬にもなると薄物を着た方を見かけるようになります。
もちろん暑ければもっと早くから着て良いのですが昼夜の寒暖差があると夕方以降は逆に寒々としてしまうこともあるのでお出かけ時間に気をつけた方が良いかもしれません。

余談ですが今年の東京の5月は気温の変化が激しかった。
5月以降は単衣しか着ないだろうな〜と思っていたら中旬に曇天続きの寒い日があり袷を、最後に30度越えの夏日がありおもわず麻着物を着てしまいました。
久しぶりに袖を通した薄物の涼しさの心地よさよ…。

帯や長襦袢も季節によって変えますがこのお話はまた別で。

落語 新富寄席の開催 第二回

2022.05.28

5月29日、なかやの2階にて、新富寄席第二回を開催します。

二つ目3人、金原亭馬久さん、小駒さん、馬太郎さんの登場です。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

開催概要
日程 2022年5月29日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,000円
出演 金原亭馬久 小駒 馬太郎

落語 新富寄席の開催 第一回

2022.04.07

4月17日、なかやの2階にて、新富寄席を開催します。

ご縁があってこのたび開催の運びとなりました。
初回は師匠お二人の金原亭馬生師匠、金原亭馬玉師匠にご出演して頂けます。
今後も金原亭馬生一門の方々を中心に定期的に開催の予定です。

※なお、今回のお席は満席となりました。

開催概要
日程 2022年4月17日 日曜
会場 なかや呉服店
開場 13時30分
開演 14時
木戸銭 2,500円
出演 金原亭馬生 金原亭馬玉

着付けの考え方

2022.03.29

着付け教室をやっていてつくづく思うこと。
着付けは習うより慣れろです。身も蓋もなくてすみません。

初めての方はまずは手順を覚えて理屈を知る。
なんだか大変そうですがちっちゃい子供が洋服を着れないのと同じですよね。